ジュラルミンの一種。熱処理合金で強度が高く,切削加工性が良いことが特徴で,航空機材,各種構造材などで使用。

船舶・車両用材,圧力容器に使用。スポット溶接ができるため,板金部品にも使用される。

切削加工で表面が美しく仕上がり,染色性にも優れる。光学部品,高圧ボンベ,電子部品等に使われる

超々ジュラルミンとも呼ばれ,アルミ合金の中でトップクラスの強度を持つ材料。強度はあるが,耐食性については留意が必要。

鋳造性が良好で被削性に優れるアルミ合金鋳物。熱処理により強度を高めることが可能で,油圧部品,ミッションケース,ハウジング,自動車用車輪,航空機部品などに使われる。

Advanced Encryption Standard (AES) は、DESに代わる新しい標準暗号となる共通鍵暗号アルゴリズムのこと。

人間の機能を機械に持たせようとする大きな概念。

Ball Grid Arrayの略。ICチップの表面実装タイプのパッケージ方法の一種で,小さいボール状の電極が並んでいて,パッケージの周囲に電極がないため,実装面積が小さい。

CAD(Computer Aided Design)は、コンピューターを用いた“設計”のために用いられます。2次元と3次元の2種類があり、平面の図面を線分や円弧で描いたり、立体モデルを直方体や球で表現したりすることが可能。

CAE(Computer Aided Engineering)は設計データに対する耐圧・耐熱などの“シミュレーション”のために用いられる。シミュレーションの対象は変位場、応力場、温度場、電磁場などさまざま。

CAM(Computer Aided Manufacturing)はCADで設計した図面通りの製品の“製造”のために用いられる。CAMは、CADで描き起こした図面をもとに、NCプログラム(工作機械を制御するためのプログラム)をつくります。そのプログラムを読み込ませ、Gコードと呼ばれる詳細な命令を工作機械に出すことで、製品を製造することが可能になる。CAMは、工作機械の精度向上や稼働率の最大化などに役立つ。

Cubic Boron Nitride(立方晶窒化ホウ素)の略。人工的に作られたダイヤモンド結晶構造材料。砥粒とした使うのがCBN砥石,焼結体は切削工具として使われる。1300℃まで熱的耐性があること,ダイヤモンドよりも鉄系金属との反応性が低いので,主に鉄系金属の切削に用いられる。加水分解があるため,油系のクーラントが使われる。

Advanced Encryption Standard (AES) は、DESに代わる新しい標準暗号となる共通鍵暗号アルゴリズムのこと。

A炭素繊維強化プラスチック(たんそせんいきょうかプラスチック、英: carbon fiber reinforced plastic, CFRP)は、強化材に炭素繊維を用いた繊維強化プラスチックである。母材には主にエポキシ樹脂が用いられる。単にカーボン樹脂やカーボンとも呼ばれる

Computerized Numerical Controlの略。機械工作において工具の移動量や移動速度などをコンピュータによって数値で制御すること。

シールドガスとして炭酸ガスのみを使用するガスシールドアーク溶接。炭酸ガスはアークと化学反応を起こすため,熱エネルギーが集中し溶け込みが深くなり強度を得ることができるが,スパッタが多く溶接外観が悪い。アルミなどの非鉄金属には使用できない。

銅。原子番号29の元素。 元素記号は Cu。 周期表では金、銀と同じく11族に属する遷移金属である。

十分なデータ量があれば、人間の力なしに機械が自動的にデータから特徴を抽出してくれるディープニューラルネットワーク(DNN)を用いた学習。(深層学習、DL)。

外部の電磁波や電場、磁場の影響を受け、無線通信や通信ケーブルの信号が乱れたり、電子機器や電子回路が誤作動すること。また、そのような悪影響を及ぼす外部からの電磁的な干渉。

対象試料に電子線を照射した際に放出される二次電子等を用いて微小な物質を観察する顕微鏡で、主に試料表面の微細構造の観察に用います。(最大倍率:数十万倍~百万倍)。

Flexible Printed Circuitsの略。フレキシブルプリント基板と言い,ポリイミドからなるフィルムの上に配線層を形成した基板。

Flat Panel Displayの略。ブラウン管に代わる,薄型で平坦な画面の薄型映像表示装置の総称。液晶ディスプレイ,プラズマディスプレイ,有機ELディスプレイ,FED(フィールド・エミッション・ディスプレイ),電子ペーパーなど。

Field-Programmable Gate Arrayの略。ユーザが内部の論理回路を定義・変更できる電子部品。

Geographic Information Systemの略。地理情報システム。地理的位置を手がかりに,位置に関する情報を持った空間データを総合的に管理・加工し,高度な分析や迅速な判断を可能にする技術。

微細な急冷凝固粉末を圧縮高密度化したもので,炭化物は均一・微細。従来の溶解製法ハイスに比べて,被加工性,熱処理特性,工具性能,靭性,耐疲労特性,耐摩耗性が向上。

Industrial Engineeringの略。生産工学と呼ばれ,工場内の「工程」や「作業」を分析し,生産性の向上と原価を低減する手法。

様々な「モノ(物)」がインターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる)、情報交換することにより相互に制御する仕組みである。

International Protectionの略。電気製品の防水・防塵性能を表す規格で,数字2桁で表される。1桁目は異物侵入の保護度合いで7段階,2桁目は水の保護度合いで9段階で表示。

International Organization for Standardizationの略。国際標準化機構。国家間に共通な標準規格を提供し,世界貿易を促進。約2万の規格は,工業製品・技術・食品安全・農業・医療など全ての分野を網羅。

環境マネジメントシステムに関する国際規格群の総称。認証対象規格はISO14001。

International 情報セキュリティマネージメントシステムに関する国際規格群の総称。認証対象規格はISO27001。

International 品質マネジメントシステムに関する国際規格群の総称。認証対象規格はISO9001。

Light Emitting Diodeの略。発光ダイオード。電流を光に変える半導体。1990年代初めの青色発光ダイオードの発明と蛍光体の開発により,白色に認識される光を放つような白色発光ダイオードが実現。

Metal Inert Gasの略。シールドガスに不活性ガスのみを使用。不活性ガスは母材と化学反応を起こさないため,アルミやステンレスの溶接に用いられる。

Ni Al Kupferの略。材料の段階から,およそ硬度がHRC40ぐらい入っている鋼材。硬度があるためそのまま製品として使用する場合もある。

Poly-Ethylene Terephthalateの略。結晶性と非晶性の2種があり,非晶性のA-PETは,耐熱性は低いが,透明性が高く,耐油性,成型加工性,耐薬品性に優れる。結晶性のC-PET及び発泡PETは,最高220℃と耐熱性が高く,電子レンジによる再加熱が可能。

Programmable Logic Controllerの略。リレー回路の代替として開発された制御装置でシーケンサとも呼ばれる。工場などの自動機械の制御に使われるほか,エレベーター,自動ドア,ボイラーなどにも使用される。

Programmable Logic Deviceの略。ユーザが内部の論理回路を定義・変更できる電子部品。

Physical Vapor Depositionの略。物質の表面に薄膜を形成する蒸着法。金属蒸気・ガスをコーティング対象物に衝突させて成膜する技術。切削工具や各種金型への表面処理等に使用される。

表面粗さを表すパラメータ。算術平均粗さ。

Steel Automobile Press Hotの略。自動車構造用熱間圧延鋼板。ハイテン材。

Surface Acoustic Waveの略。表面弾性波。必要な周波数の電波を受信し送信するための電子部品。

Steel Chromium Molybdenumの略。クロム鋼にモリブデンを入れて改良。クロム鋼鋼材よりもさらに焼入れ性に優れる。焼戻しに対する抵抗,機械的性質が優れているほか,靭性もあるため,自動車部品,ボルト,ナット類にも使われる。

Steel-Carbonの略。硬さの目安になる炭素を0.1~0.6%含有する鋼材。一般に,炭素量が多いほど高い硬さが得られる。JIS規格では,含まれる炭素量により27種について規定。

Scanning Electron Microscopeの略。走査電子顕微鏡。観察試料は真空中置かれ,電子線で試料を走査し,電子線を当てた座標の情報から画像を構築して表示する。

炭化ケイ素。炭素とケイ素の1:1 の化合物で、天然では、隕石中にわずかに存在が確認される。

Steel Kogu Diceの略。SK材にタングステン,クロム,モリブデン及びバナジウムなどの特殊元素を添加して特性を改善したもの。中・多量生産用のパンチ,ダイ,金型に使われる。

Steel Kogu Specialの略。SK材にタングステン,クロム,モリブデン及びバナジウムなどの特殊元素を添加して特性を改善したもの。中・少量生産用のパンチ,ダイ,金型に使われる。

Steel Koguの略。使用頻度の高い工具鋼で,焼入れ・焼戻しで硬度を出すことができる材料。硬度のほか耐摩耗性にも優れ,切削工具に使われる。JIS規格では11種が規定。

Steel Marineの略。船舶に用いる鋼材の溶接性を高める目的で開発された鉄鋼材料。Mはマリンの頭文字。SS材とともに多くの工業用途で用いられる。

Steel Newの略。建築物,建造物の構造材料としての使用されるため,耐震性や溶接性についての指標として,破壊されるまでの変形能力,耐衝撃性などのパラメータが細かく設定されている。JISでは5種が規定。

スズ。典型元素の中の炭素族元素に分類される金属で、原子番号50の元素である。

Steel Plate Cold Commercialの略。常温で圧延した鋼板。

Steel Plate Hot Commercialの略。高温で圧延した鋼板。

Steel Structureの略。JIS規格では,鋼の強さにより4種について規定。SSに続く数字は引張強さの下限。

SやP,Pbなどの元素を添加し,切削性や加工性を向上させた鋼材。

Steel Special Use Stainlessの略。鉄にクロムやニッケルなどを添加してサビにくくした特殊鋼。JIS規格では金属組織により次の5系統に分類。①オーステナイト系,②マルテンサイト系,③フェライト系,④二相系,⑤析出硬化。

被削性,耐焼付性を向上させたステンレス鋼材。用途は自動盤用やボルト,ナット。SUS304に比べて加工性は優れるが耐食性に劣る。

耐熱鋼としても最も広く普及する鋼種。耐食性,溶接性,機械的性質に優れる。18クロムステンレスと呼ばれる。SUS304Lは,SUS304のうち,炭素の含有量を減らした極低炭素鋼。

耐熱鋼として使われる鋼種。ニッケルとクロムのバランスは25Cr-20Niで,耐酸化性がSUS309Sより優れる。

SUS304にモリブデンを加えることで,海水や各種媒質への耐食性を向上させた鋼材。海水ポンプ,配管部材,船舶部品,バルブなどに使われる。

マルテンサイト系。焼入れ後の硬さが高い材料。炭素の割合が高く,サビが出やすい。

フェライト系。ニッケルを含有していないことから安価で,用途は幅広い。加工変態も起こらないため,加工し易い。

フェライト系。ニッケルを含有していないことから安価で,用途は幅広い。加工変態も起こらないため,加工し易い。

析出硬化性系。シャフト類やタービン部品として使われる。

Carbon steel Wire for Cold Heading and cold forgingの略。SWCHはSWRCHから作られる鋼材で,ネジやボルト,ナット,リベットなどの材料。

Carbon steel Wire Rods for Cold Heading and cold forgingの略。神戸製綱所や日本製鉄などの製鋼メーカーで作る線の元材料。

Tungsten Inert Gasの略。電極にタングステンを使用し,不活性ガスを噴射しながら行う溶接。アルミやステンレスの溶接に用いられる

Yttrium Aluminium Garnetの略。ビード幅が狭く,低歪みできれいな溶接が可能なレーザ溶接

空気中の放電現象(アーク放電)を利用して,同じ金属同士をつなぎ合わせる溶接

複雑な形状切断などが可能なレーザ切断機

防錆力に優れ,比較的安価で良好な密着性を持った皮膜。後処理には,環境規制対応のため,6価クロムを含有しない3価クロム化成処理(3価クロメート)を行う

金属の塊を、ローラーの間を通して圧力で延ばし、板・棒などの形にすること

圧力を加えて押し込むこと

加工硬化による内部の歪みを取り除き,組織を軟化させ,展延性を向上させる熱処理

ワークを基準位置に合わせ込むこと

溶融金属の酸化・窒化防止のためのシールドガスにアルゴンを用いるアーク溶接。TIG溶接など

プラズマガスにアルゴンガスと水素ガス等を混合し非鉄金属(特にステンレス鋼)を切断するのに最も優れたプラズマ切断機。水素ガスの還元効果により,切面は金属光沢のある美しい面が得られる

アルミ表面に酸化アルミ被膜を作り耐食性,耐摩耗性を向上させる処理

Aの後に続く4桁の数字でアルミ合金名を表す。1000系(純アルミ),2000系(Cu),3000系(Mn),4000系(Si),5000系(Mg系),6000系(Mg,Si),7000系(Zn,Mg)

水を分散媒とした、アルミナ水和物のコロイド溶液。 表面電荷はカチオン性。 多様な機能を活かし、触媒、繊維、製紙などの分野でバインダーとして使われる

角度のついたグラインダー。金属素材の研削,研磨,サビ取りに使用。壁面の作業に有利

曲げ,穴あけ,切断などを行う加工機。アングルマスター,アングルワーカーとも呼ばれる

TIG溶接のほか,MIG溶接が代表的。被覆アーク溶接と比較して,溶接後,スラグや残留フラックスを除去する必要がなく,作業効率が良い

電気機器が電気的ストレス(電界、磁界、電圧、電流)に曝された際に耐えうる能力を指す。また、この性能は電磁感受性(EMS:Electromagnetic Susceptibility)とも呼ばれる。

対象物から発した光を、光学系を通してイメージセンサの受光面に結像させ、その像の光による明暗を電荷の量に光電変換し、それを読み出して電気信号に変換する撮像素子のこと

ニッケル,炭素,鉄,クロム等を添加した合金。耐熱性,耐食性が高く,高温下での状況に長時間さらされても高い強度を維持する

Invariable Steelの略。変形しない鋼。低熱膨張合金。鉄に36%のニッケルを加え,微量成分としてマンガンと炭素が含まれる

ボルトやナットを回す際,大きなトルクをかけることができる工具

加圧(300MPaほど)された細い水流で切断などの加工を行う方法

化学薬品などの腐食作用を利用した表面加工法。使用する素材表面の必要部分にのみレジスト(防錆)処理を施し,腐食剤によって不要部分を溶解することで目的形状のものを得る

表高分子内に残存させたエポキシ基で架橋ネットワーク化させることで硬化させることが可能な熱硬化性樹脂の総称

ガラスの上にゼラチン材と感光体のハロゲン化銀で構成された膜がついたもの

輻射伝熱式の加熱炉。遠赤外線を用いて製品に直接熱を伝えるためエネルギーロスが少なく,効率的な加熱が可能

切削加工工具の一種。円形の穴を空けるドリルに類似した外観を持つが,エンドミルは側面の刃で切削し,軸に直交する方向に穴を削り広げる用途や,端面の平滑に仕上げに用いられる

塩ビ溶接面に熱風を噴射させながら,溶接棒を用いて溶接する方法

物体の内部に生じる力の大きさや作用方向を表現するために用いられる物理量である。物体の変形や破壊などに対する負担の大きさを検討するのに用いられる

型の外部からの電磁波の影響を受けず、かつ外部に電磁波を漏らさず、さらに内部で電磁波が反射しないように設計・施工されたシールド空間のことである

部品や製品の品質を維持・保証するために外観をチェックする検査。主に部品や製品の表面に付着した異物や汚れ,傷,バリ,欠け,変形などの外観上の欠陥を確認し,良否判定を行う

添加物や熱処理などにより削り易くした材料。代表的な添加物として,硫黄・鉛・ビスマス・セレン・テルルなど

溶接欠陥部を除去するために金属板に溝を付けたりすること

複数の部品の一部を塑性加工して接合すること。穴を開けた2枚の板にリベットを通し,飛出た軸先端部を専用工具等で潰し,固く密着させること

固体のアルミ原料(インゴット,スクラップ,切粉など)を600~700℃に加熱して溶かすための炉

投影機や測定顕微鏡と同じく,画像を用いて測定を行う非接触式の装置。画像処理技術に基づいて高速かつ高精度での自動測定を行う

水溶性の電着塗料中に被塗物を浸漬させ,直流電流をかける電着塗装の一種

食卓用のナイフ,フォーク,スプーンなどの総称

機械に学習する能力を持たせる(人間が介在する)

銅材の表面を整える処理。硝酸をベースとした強酸の混合液へ浸け,汚れた表面を溶解し新しい銅表面を露出させ光沢を得る

赤色,青色,緑色のそれぞれの受光量を検知することができるため,対象物の色を判別することが可能

円形の砥石を回して使う研磨盤または研削盤の総称

企業などが原材料,部品,資材,サービスなどをサプライヤーから調達する際に優先的に環境負荷の小さいものを選ぶ取り組みのこと

空気中の微粒子が少ない部屋のこと。清浄度は,どの程度微粒子が少ないかについてクラスで表現している。慣用の米国規格では1立方フィート(約30cm四方)の空気中に含まれる0.5μm以上の粒子の数でクラス分け。100個以下はクラス100,10,000個以下はクラス1万。ISO規格では1立方メートル当たりの空気中に0.1μm以上の粒子が基準でISOクラス1~9までクラス分けしている

荷物を動力で吊り上げ,水平に運搬する機械

鋼球やダイヤモンドの角錐あるいは円錐の圧子を,仕上げた被測定物の表面に押付けて,その変形量を測定する。ブリネル硬さ(HB),ビッカース硬さ(HV),ロックウェル硬さ(HR)などの試験があり,圧子のサイズあるいは押付荷重を段階的に変えることで試験する。このほか,ある高さから硬い物体を被測定物の表面に落下させて,そのはね返り高さを測定するショア硬さ(HS)がある

工業製品の金属製や樹脂製の部品をプレス加工のような塑性加工や射出成型などにより製造するための型のこと。

陶磁器の釉薬(うわぐすり)の部分にできる細かいひび模様

メッキの膜厚を非接触・非破壊で測定するために使用。X線をサンプルの微小領域を照射し,検出した蛍光X線のスペクトル波形から,皮膜成分を定性し,厚みの定量する

穴あけの中心位置を決めたり,切り出しの位置を決めるため,金属材料の平坦な表面に傷をつけて線を引く作業

ダイヤモンドホイール等の砥石が、工作物と接触して加工を行なっていくのが研削だが、この際に発生する抵抗すなわち砥石側が受ける抵抗力(負荷)が「研削抵抗」

高速で回転する砥石に削りたい素材を押し当て、少しずつ削り取っていく機械

金属・非金属材料の切削,塑性加工等を行う工具ならびに治具に用いられる鋼。JIS規格には炭素工具鋼,合金工具鋼,高速度工具鋼の3種

正確な倍率で拡大された工具形状等を,像面に設けられたテンプレートと比較して測定,検査するもの

鋼鉄を板・棒・管などに加工したもの。機械・建築などの基礎材料

板状に加工された鋼

高周波発生機に接続して240~400Hzの周波数で動作させ,強力なトルクのディスクグラインダー。造船や鋳物業等で使われる

マシニングセンタの直線軸XYZの3軸に回転軸・傾斜軸の2軸を追加した機械。回転傾斜軸の追加することにより,曲面の加工と1回の段取りで多くの加工ができる

鉄にニッケル,コバルトを配合した合金。常温付近での熱膨張率が金属のなかでは低く,硬質ガラスに近いので,硬質ガラス封着やICリードフレームに用いられる

門型の工具軸取り付け部が可動することにより,加工ベッド上にセットした材料の下面以外の5面を同一の工具セットにより加工可能とする工作機械。材料の再セットに手間がかかる,大物の製作に有効

柱として最も一般的な鋼材。国交省・大臣認定取得により4段階(H,M,R,J)の性能評価基準がある

のこぎり刃がついた輪状の工具で,板金を切断するための工作機械。コンターとは輪郭のこと。帯鋸,バンドソー,カットオフマシンとも呼ばれる

金属の炭化物や窒化物など硬質化合物の粉末を,金属の結合材と混合して焼結した複合材料。セラミックスceramicsと金属metalの造語。切削工具材質の一つ

サーメットの主成分はチタンやタンタルで,優れた耐食性を有し,特に鉄との親和性が低いため,サーメット工具で鉄鋼材料を切削しても,超硬合金製の切削工具のように溶着が発生しにくく,仕上げ面もきれいに加工できる

アルミナセラミック基板上に発熱抵抗体を1列に配置し,これらを選択的に発熱させることで記録媒体に印字を行う電子デバイス

立体を三次元的に計測できる測定機。接触式は,プローブと呼ばれる鉄・ルビー・セラミック等の材質の球体で,製品を点測定,もしくは線測定をして,得られた三次元の座標値を検出する。点群データを合成して面要素や円要素,円要素を合成して円筒要素などを作ることもできる

金属製品を硫酸や塩酸などの酸性溶液に漬けることで,表面に付着している酸化物を洗浄・除去する化学洗浄処理。熱処理された金属製品の表面には,スケールと呼ばれる酸化皮膜が生成されるため,酸洗処理によりスケールの他,サビ等を取り除く

ワーク(加工物)に粒体を衝突させ,表面加工を行うショットブラストの一種で,表面に砂などの研磨材を吹き付ける加工法のこと

ガス溶接。可燃性ガス(酸素とアセチレンガス)の燃焼熱で金属を加熱し溶接する。熱による割れを発生する金属や薄板,溶融点の低い金属などの溶接に適している

加工した時に残存する応力

機械や装置において、液体や気体の外部への漏れや雨水や埃などの内部への侵入を防ぐ部品や素材の総称

板金の素材を切断する機械。板金切断機,せん断機とも言う

投射材と呼ばれる粒体を加工物(ワーク)に衝突させ,ワークの加工等を行う手法

SiO2またはその水和物のコロイドで、通常、粒子径が10~300nmで一定の構造を持たないもの。Siウエハなどの仕上げポリシング用研磨剤として多用されている

ロキサン結合による主骨格を持つ、合成高分子化合物

ジルコニウム(原子番号40の元素)の酸化物。常態では白色の固体。融点が2700℃と高いため,耐熱性セラミックス材料として利用。また,透明でダイヤモンドに近い高い屈折率を有することから宝飾品としても用いられている

機械が自ら何を学習するか決める(人間が介在しない)

罫書(ケガキ)や測定の際に,平面の基準となる水平な台のこと

ポリエステルなどの合成繊維やステンレスなどの金属繊維で織った「スクリーンメッシュ」を用いた版を使用する印刷方法。インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ったスクリーンにインクをのせ,スキージで擦ることでインクを転写する。プリント基板のスクリーン印刷はインクに,クリームはんだを用いる

ステンレス極細線を編んだメッシュ上にコーティングされた乳剤により,微細な電極パターンを形成したもの。電子部品の生産に欠かすことのできない,電極パターンのスクリーン印刷で使用する原版となる

3D-CAD,3D-CGのデータをもとに立体を造形する機器

電流を一方向にだけ流す作用を有する素子。交流を直流に変換する素子の総称。AC-DCコンバータとも言う

スタイラスと呼ばれる触針を用いて対象物の表面をなぞることで、その輪郭形状を測定、記録する装置

帯電した塗料を利用する塗装方法。自動車の車体や白物家電の筐体などに利用されている

物質の脆性破壊に対する抵抗の程度、あるいはき裂による強度低下に対する抵抗の程度のことで、端的には破壊に対する感受性や抵抗を意味する。材料の粘り強さ

スタッドと呼ばれるピンを専用ガンに取り付け,母材に押し当てて溶接する。専用ガンと専用溶接機により自動溶接が可能

ガソリンを燃焼させるための着火部品

溶接後,母材に付着している金属の粒のこと。塗装欠陥の原因にもなるので溶接後にはブラシなどで取り除く必要がある

薄膜としてつけたい金属をターゲットとして設置し,真空中で高電圧をかけてイオン化させたアルゴンや窒素を衝突させ製膜する手法。高品質の薄膜が要求される半導体,液晶等の薄膜製造に利用

点で接合される溶接

回転するための軸のこと

物理学で光を、プリズムなど分光器を通した時(光の成分の波長によって屈折率が違うため)できる、虹(にじ)のような色の帯。波長の順に並ぶ。広く一般に、ある組成のものを分解した成分を、一定量の大小によって並べたもの

1/100mm~1/1,000,000mm(1ナノメートル) 単位の測定をする技術

測定対象の物質に赤外線を照射し、透過(あるいは反射)光を分光することでスペクトルを得て、対象物の特性を分析すること

酸化チタンやチタン酸バリウムなどの誘電体と電極を,多数積み重ねたチップタイプのセラミックコンデンサ。セラミックが持つ優れた高周波特性などのメリットを活かしながら,小型で大容量を実現できるため,電子回路の広い範囲で使われる

光学測定でよく用いられる。拡散反射率の高い粉末を内側全面に塗った中空の球のこと

無機物を加熱処理し焼き固めた焼結体

穴をあける専用の鍛造金型

円柱状の加工材料を回転させ,そこに刃物(バイト)を当てて不要な部分を削り取る工作機械

塑性とは,「一定の力によって変形すると,もとに戻らない性質のこと」。切削とは異なり切り屑が出ない,同形状部品の大量生産が特徴。常温の「冷間」と,加熱する「熱間」の2種類があり,加工は,「プレス」のほか,ボルトやナットの製造に用いる「鍛造」,線材やパイプの加工に用いる「押し出し」,板材から曲面をつくる「絞り」,板バネなどをつくる「曲げ」,板材を切り取る「せん断」などがある

力を加えて変形させたとき、永久変形を生じる物質の性質のことを指す

塩化ナトリウムや塩化バリウムなど数種を混合した塩浴剤を熱処理槽(ソルトバス)に入れ加熱溶融し,品物を入れて加熱する熱処理法

パイプの製作,加工,さらに大型円筒型加工物の溶接・切断・加熱・塗装などの作業に使用される回転治具機械。2個の回転ローラーが付いている駆動台と従動台各1台を1セットとして使用し,位置決めや円周溶接などを行う

ある特定の波長範囲の光を反射させ,それ以外の波長の光を透過させるダイクロイックミラーを用いたハロゲンランプ。赤外線は後方に,可視光は前面に反射させる

タッピングマシンから進化した機械でマニシングセンタと基本構造は同じ。複数のツールをNC制御で切換え,穴あけ,ネジ切りの他,面削り,エンドミル加工,深穴明けにも対応した機械

パンチングやレーザ加工によって開けた下穴に雌ネジを切る装置。,タッパーマシンまたはタッパーとも呼ばれる

クレーンなどに物を掛け外しする作業

金属を金床や烏口などにあて金槌で打つことで形を変えていく技法

応力を加えるとひずみが生じるが、除荷すれば元の寸法に戻る性質をいう

金型で圧縮することで成型する。圧縮する際,金属内部の結晶が整うため,強度が出る。金型により大量生産が可能。鋳造より高め

金属の素材を金型などで圧力を加えて塑性流動させる加工方法

変形が小さい間は弾性であるが、変形がある限界を越えると塑性状態になり、力を加えなくとも変形が進み、力を取り除いても変形は元に戻らなくなる性質

順序を追って次々に鍛造加工する加工方法

回転する円盤状の鋼で対象物の切断や溝加工に使用される。刃先には超硬チップがロウ付けされている

ダイシング後の半導体素子(チップ)のNGマークの有無や前工程のデータによりトレーに分類する機械

電子部品をプリント基板に配置する装置。表面実装機とも呼ばれる

溶かして液状にした金属を型に流し込み冷やし固める。複雑な形状でも,比較的容易に加工できる。大量生産が可能。比較的安価に加工できる

周波数が 20 kHz 以上の音波

機械的な振動を金属材料等の表面や内部に伝播させることにより,音響的に不連続な部分からの反射信号や反射強度,伝播時間などにより,材料内部の傷や長さ,形状などを非破壊で評価する装置。検査規格などにより良否判定する

金属工芸(金工)の中の一つの技法で,専門の道具(鏨,たがね)を使って金属に彫刻すること。他の技法に,鋳金(鋳型に溶かした金属を流し込む),鍛金(金属を叩いて模様を打ち出す)がある

硬質の金属炭化物の粉末を焼結して作られる合金。代表的な超硬合金は,炭化タングステン(タングステン・カーバイド)とコバルトとを混合して焼結したもの

切削工具の砥石外周面を再び真円状態に戻す、形直し作業

金属自身の抵抗や接触部の抵抗により,電流を流すと発生する熱と圧力を利用した溶接

円盤(ディスク)状の砥石を使った研磨・研削・切断加工の装置。現場では単にサンダーとも呼ぶ

レーザを発振する媒体が固体で薄い円板状(YAGの結晶は円柱状)。強力なヒートシンクによる熱対策と発振器出力が幅広くあるので,レーザ溶接やレーザー切断以外にも様々な用途に適用

チップ部品などをキャリアテープに貼付け,巻取りを行う装置のこと。 チップ部品をチップマウンタで基板に表面実装するためにテーピングは欠かせない工程

電解液を介して直流電流を流し,金属表面を溶解させることで研磨効果を得る方法

電子ビームの運動エネルギーを熱エネルギーに変換する溶接

強い力を加えて成形する金属加工方法のこと

砥粒を工具の表面に保持しながら、ニッケルメッキを施し砥粒を機械的に 固定したもの。 輪郭加工工具の様な複雑な形状にも砥粒を固定させることが出来、 工具再生コストが安くすむ

モデルの表面に厚メッキを行い,厚メッキをモデルから剥離して,モデルと全く反対面の形状をつくる方法

電波を吸収し反射波を減らす物質である。主にステルス機などで、形状制御技術ではコントロールしきれなかった鋭角などに使用される

研削加工に用いられる砥石の一種。 回転砥ともいう

鉄に炭素以外の様々な元素を加えた合金鋼のこと。添加する元素によって,硬度,強度,粘り強さ,耐磨耗性,耐熱性,耐食性などの特性がアップ。例)ニッケル:粘りと強度。モリブデン:高温での強度・硬度。銅:耐食性

ケイ酸塩鉱物のグループ名。結晶を熱すると電気を帯びるため,電気石と呼ばれる

スティック砥石

摩耗した切れ刃を再び鋭利化し、チップポケット(砥石の表面にできる隙間やへこみ)を形作る作業

ボール盤などで開けられた穴を,広げることにより寸法出しをすること。中ぐり加工を行うと一般に穴の表面状態や寸法精度も良くなる。主として治具の穴あけ及び中ぐりに使用する中ぐり盤を言う

厚労省の水道法改正に伴い,水道水の水質基準が強化され,水道用部材に対する鉛の浸出基準は現在0.01mg/L以下制限された

材料の性質により加工機で,削りにくく,加工しにくい材料や素材のこと。(例)材質が削りにくい(ステンレス,チタン),被削性の不明(インコネル,ハステロイ),発火・引火する可能性が高い(マグネシウム)

経営品質協議会が運営し,「卓越した経営の仕組み」を有する企業を表彰する。地域経営品質協議会として,九州経営品質協議会,鹿児島県経営品質協議会が組織化されている

紫外線によって反応し,硬化する感光性樹脂

固体表面に対する液体の親和性(付着しやすさ)を表す指標。液体が水の場合には,親水性や疎水性という表現も用いられる

物体からの熱放射エネルギーを温度に換算し、 熱分布を画像として表し分析する装置。サーモグラフィ

金属材料に加熱と冷却を加えて形を変えることなく,性質を向上させる加工技術。向上させる性質は,強さ,硬さ,粘り,耐衝撃性,耐摩耗性,耐腐食性,耐食性,被削性,冷間加工性など。熱処理には「焼入れ」「焼もどし」「焼なまし」「焼ならし」などの加工方法がある

定盤の上で工作物の高さを測定する道具。また,平行線を精密にけがく(材料の上に傷をつけて線を描くこと)ためにも使われる

定盤の上で工作物の高さを測定する道具。また,平行線を精密にけがく(材料の上に傷をつけて線を描くこと)ためにも使われる

収穫や伐採を行う農業機械及び林業機械の総称

鉄骨(単体でも柱や梁に使用されるほど強度のある鋼材)溶接ロボットシステム

小ロット・多品種を小数計数に適したパーツカウンター

回転モーター機に取り付けたバフホイールを回転させ,研磨剤を塗布しながらワーク(対象物)を押し当てて研磨する

バリ(切削や穴あけ,研磨,旋盤加工などの切断・切削の際に,加工面に生ずる不要な突起)を取る機械

ドラム形状の容器に工作物,研磨石,コンパウンド,水を入れ,回転運動や振動を与えてる研磨法

溶接ワイヤーがトーチの先から自動で供給される溶接機。溶接の作業自体は手動になるので「半自動」と呼ばれる

溶接の際に金属が盛り上がった部分のこと。または,金属が母材と溶融して,もとの素材と異なった状態になった部分のこと

鉄とその合金である鋼を除く金属の総称。非鉄金属は,軽金属,ベースメタル,レアメタル,レアアース,貴金属,放射性金属に分けられる

光干渉式の非接触表面形状測定機を用いて製品表面の微細な形状をスキャンし、三次元的な表現と寸法・粗さ測定等の評価を行う

組成や組織,形状,製造工程を制御し,新しい機能や特性を持たせたセラミックス。オールドセラミックス(陶磁器など)との違いは,主に原料とその製造法による。ファインセラミックスは半導体,自動車,産業用機械などの幅広い分野で使われる

「板抑え」と「逆押し」で材料を拘束し塑性加工を行う工法。平滑なせん断面と直角度に優れた高精度のプレスが可能

金属などの素材に写真製版プロセスを用いて必要なパターンに耐食膜を形成し,部分的に腐食させる化学的な精密加工技術

電子部品(半導体素子,フラットパネルディスプレイ,プリント基板)の製造工程で使用されるパターン原版をガラス等に形成した透明な板。電子部品の回路パターン等を被転写対象に転写する際の原版となるもの

主にアルゴンまたはヘリウム

プラズマガスと拘束ノズルによる熱的ピンチ効果を利用して細く絞ったプラズマアークを熱源とする溶接

円筒形あるいは部材からはみ出すように出っ張った部分の総称

荷重の発生機構により,液圧プレスと機械プレスの2種類。液圧プレスは汎用性があり,機械プレスは,液圧プレスよりも生産性が高くて保守も容易で,大量生産を必要とする自動車部品等のプレス加工に使用されている

ワークを直接加熱せず,充填したガスを加熱することで熱処理を行う炉のこと。媒体のガスは,不活性ガス(アルゴン,窒素,ヘリウム),水素(還元雰囲気)など。大気の場合は大気炉と呼ばれる

はんだを溶かして槽に満たしておき,その上に基板を通過させてはんだを噴き上げ接合する工程

平らな平面を削る機械

無電解ニッケルなどの表面硬度を上げたり,酸化皮膜を生成させるなどの目的で,メッキ後の熱処理に使用

玉掛けに使用される繊維。材質はナイロンとポリエステル。ナイロンは,適度な伸びと耐摩耗性にも優れるが,耐候性が低い。ポリエステルは,吊り上げ時の伸びが少なく寸法安定性に優れ,耐候性にも優れる

ドリルであなをあける工作機械

電子回路材料の絶縁基材として用いられている高分子化合物。強度,耐熱性,電気絶縁性,耐薬品性に優れ,熱に対する膨張率も低いため,多くの工業製品に利用されている

光学的もしくは電子的な技術で,微小な物体を視覚的に拡大し,肉眼で見える大きさにする装置

精密なネジ機構を使って,ネジの回転角に変位を置き換えることによって拡大し,精密な長さの測定に用いる測定器。ノギスよりも精度の高い測定に用いられる

摩擦熱による母材の軟化と同時に圧力を加えて接合する技術。異種金属の接合に適していて,銅とアルミ,アルミとステンレスの接合などに使われる

自動工具交換機能をもち、目的に合わせてフライス削り、中ぐり、穴あけ、ねじ立てなどの異種の加工を1台で行うことができる数値制御工作機械

丸鋸を高速回転させて,切断する機械

酸化物を含まない99.96%以上の高純度銅のこと。残存酸素量は10ppm以下で,高温に加熱しても水素脆化を生じない。ガス放出が少ないために真空機器に使われる

メチレンブルー(独: Methylenblau、英: methylene blue)は、色素の1種である。塩基性染料の一。ブロンズのような光沢のある暗緑色の結晶。水・エタノールに溶けて青色となる。還元されると無色、酸化されると青色になるため、酸化還元指示薬に利用。また、生体染色や殺菌剤に用いる

金属または非金属の材料の表面に金属の薄膜を装飾,防蝕,表面硬化のため被覆すること。電気メッキや溶融メッキなどの方法がある めっき

金属やセラミックス,サーメットなどを様々な熱源で溶融噴射し,基材表面に材料を噴きつけて機能性皮膜を形成する表面改質技術

金属の加熱または加圧により溶けはじめる性質を利用し,母材の接合部を溶かした状態で冷却し接合すること。融接,圧接,ろう接に分けられる。融接は溶融金属を凝固させ接合する方法。圧接は機械的圧力を加えて接合する方法。ろう接は母材よりも低い融点を持った金属の溶加材(ろう)で接合する方法

溶接を行う産業用ロボット。スポット溶接ロボットは自動車の車体溶接ラインなどで,アーク溶接ロボットは建設機械や鉄骨フレームなどの溶接に使われる

鉄にニッケルを配合した合金である。常温付近での熱膨張率が金属のなかで低く,硬質ガラスやセラミックスに近いことから,ガラス封着される電極材やICリードフレームに用いられる

ワークと鋳鉄製の定盤の間に研磨液を流し込み,ワークと定盤をすり合わせて,ワークを少しずつ削り取り,定盤の平坦度をワークに転写する加工機

クリームはんだを溶かして部品とプリント基板を接合する炉

タレパンはタレットパンチプレスの略。タレパンは穴を打ち抜く機械で,作業コストは安いが,複雑な形状の打ち抜きは高コストになる。レーザは複雑な形状の切断が可能だが,電力や作業コストは高い。この両方を備えることで,タレパンとレーザを使い分け,費用対効果の高い加工を行う

CO2レーザとYAGレーザが主。YAGレーザは光ファイバーによる伝送も可能で,金属に対する光エネルギーの吸収性が,CO2レーザに優る

スポット溶接に替わる薄鋼板の連続接合技術

レーザをXYのミラーでスキャニングさせ,レーザビームの熱でマークや文字を非接触で印字

荷物を吊り上げたり締め付けたりするための道具。主に鉄骨の歪み取りや荷物の引き寄せなどに用いられる

印刷物の立体化や,見る角度によって画像を変えたり,動きを表現するなど様々な効果を付加できる印刷技術

電源供給や信号通信に用いられる複数の電線を束にしたもの。自動車の車内配線など,多くの電気配線を必要とする多様な機械装置で用いられる

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