いちおし
本発明は,自動車などの車両に用いられるステアリング装置の一部を構成するタイロッドエンドを製造する鍛造金型及びその製造方法を提供するものです。
概要
自動車などの車両に用いられるステアリング装置の一部を構成するタイロッドエンドを製造するタイロッドエンドの鍛造金型及びタイロッドエンドの製造方法並びにタイロッドエンドに適用でき,製造コストを抑えて効率的に高品質のタイロッドエンドを製造することができます。
技術分野
本発明は,自動車などの車両に用いられるステアリング装置の一部を構成するタイロッドエンドを製造する鍛造金型及びタイロッドエンドの製造方法に関するものです。
課題
従来は,円柱素材に対して据込み鍛造後,上型と下型によりバリ(廃棄部位)出し鍛造を行い,バリを切り離すなど鍛造品の完成までに3工程が必要でした。
解決手段
上型と鍛造パンチが相対的に移動可能になるように配置された構造であり,上型の下部から閉塞圧力により上型を所定位置まで上昇させて可動閉空間を確保し,上型の円形長孔に金属素材をセットし,プレス機械のスライドに取り付けられた鍛造パンチを降下させて可動閉空間の間隔を維持したまま第1アクションで側方押出し加工を行い,その後,第2アクションで可動閉空間の間隔を小さくしながら据込み加工を行うなど,プレスの1ストローク内で連続的に加工するため,製造コストを抑えて効率的に高品質のタイロッドエンドを製造することができます。
キーワード
タイロッドエンド,側方押出し,鍛造金型
特許情報
【実施権】なし
【出願日】2014/3/24
【共有相手方】県単独