特許「塑性加工の3次元実験シミュレー ション方法及び装置 」(特許第4771338号)

本発明は,鍛造加工や押出し加工など時々刻々と3次元変形する材料内部情報を得て,金型設計の妥当性を評価する方法及び装置を提供します。

不適切な金型使用時に発生する欠陥を回避するには,材料内部変形の様子を実時間で可視化する必要がありますが,これまでは不可能でした。 本発明では,樹脂製モデル型と金属材料の変形を再現可能な特殊ワックスを使用し,多数の鋼球を埋め込んだワックスの塑性変形に伴う鋼球の動きをステレオX線により視差撮影し,その視差画像を用いて加工の任意段階で鋼球の3次元座標を演算することで,材料内部変形の様子を可視化することを特徴としています。

モデル粘度とステレオX線可視化システム

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