産総研技術セミナー in 鹿児島2024「有機・高分子材料」と「バイオものづくり」12月13日●工業技術センター

国立研究開発法人   産業技術総合研究所(産総研)・機能化学研究部門の研究者をお招きし,産総研の最新の技術シーズや支援事例を紹介します。

今回は「有機・高分子材料」と「バイオものづくり」をテーマに開催します。

参加は無料です。ぜひご参加ください。
参加申込は、ページ下部の入力フォーム、またはチラシ裏面に必要事項ご記入の上、FAXでもお申込いただけます。

日程

令和6年12月13日(金曜日)14:00~16:20(受付13:30~)

会場

鹿児島県工業技術センター(霧島市隼人町小田1445‐1)
Web(Webex)

講演題目

 ①技術の社会実装を目指す産総研および機能化学研究部門の取組について
   機能化学研究部門 研究部門長 佐藤浩昭  

産総研は技術の社会実装を目指して大胆な経営改革を行ってきました。その経営方針のもとで機能化学研究部門が取り組む、循環経済の構築に貢献する3つの重点研究課題(材料診断技術、ナノセルロース技術、バイオものづくり)の概要をご紹介します。


 ②MPI有機材料バイオ拠点について     
   機能化学研究部門 有機材料診断グループ 研究グループ長 渡邊宏臣

MPI有機・バイオ材料拠点では、各種原料の調製から混合・成形加工まで一気通貫で行うプロセス装置群や、部素材の構造と製品特性を紐づけるための分析・評価装置群を備えています。本公演では、これらを用いた「実証拠点としての取り組み」および「学びの拠点としての取り組み」について、ご紹介いたします。


 ③材料診断プラットフォームについて    
   機能化学研究部門 高分子化学グループ 研究グループ長 萩原英昭

産業のサプライチェーンにおいて問題となる高分子材料等の性能や不具合に対し、様々な先端分析技術とデータ解析技術により化学構造やメカニズムを明らかにすることで解決に導く取り組みを「材料診断」として推進しています。本講演ではそれらの代表的な技術や課題解決事例について紹介します。    


 ④事業共創バイオものづくりを推進する微生物と酵素  
   機能化学研究部門 バイオ変換グループ 研究グループ長 藤井達也

「事業共創バイオものづくり」は、サーキュラーエコノミーで注目されているバイオ資源の強みを活かした新事業の創出から拡大まで支援・伴走する取り組みです。本講演では、①自然界から単離した微生物を高機能化した事例、②酵素のモデリングに幅広く利用されているソフトウェア(AlphaFoldおよびRosetta)について解説します。


 ⑤バイオベース化学品の製造利用技術   
   機能化学研究部門 バイオケミカルグループ 主任研究員 佐藤俊

当グループでは、バイオマス等を活用した化学品(バイオベース化学品)生産のための要素技術や得られた化学品の物性・機能評価による用途開拓を「事業協創バイオものづくり」の中で進めています。本発表では、バイオベース化学品の微生物生産技術や物性評価に関する取り組みを紹介します。

参加申込み

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    ●参加方法(どちらかをチェック)
    現地(工業技術センター)Web

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    問い合わせ

    鹿児島県工業技術センター 食品・化学部 東(ひがし)0995-43-5111